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子犬を迎えるための10のチェックポイント

子犬が我が家にやってくる。

うきうきする反面、うまく育てることができるかなと不安になったりしますよね。
特に犬を飼うのが初めてであれば、何を用意していいのか、食事は何をあげ
たらいいのか、迷ってしまいます。

近くに気軽に相談できる友達や専門家がいれば問題ないと思いますが、
そんな環境に恵まれた人は少ないのではないでしょうか。

私も子供のときからわんこと共に生活してきましたが、すべて家の外で飼って
いました。

現在我が家にはボーダーコリーの雌犬 「華」 がいますが、初めての室内
飼いです。今までと勝手が違って、トイレのしつけ一つにしてもうろたえるあり
さまでした。

いろんな本を買いあさり、犬の情報誌の定期購読を申し込んで、そこに書かれ
たしつけ法を試したり、自分なりの工夫を加えてあの手この手で愛犬に接して
みたりと、一時はなんでこんな大変な思いまでしてわんこを室内で買うことに
したんだろう...とついついぼやきが出るありさまでした。

でも、あまり情報が多いと、余計に迷ってしまいますね。
しつけにしても、本のよっては正反対のことが書いてあることもあるんですよ。
本に限らず、インターネット上でも情報があふれています。

どれが一番いい方法なのかは判断が難しいですが、忘れてはいけないことが
ひとつあります。わんこにも個性があるということです。
物覚えのいい子もいれば、なかなか覚えない子もいます。
気の弱い子がいるかと思えば、気が強くて手におえない子がいるなど、人間
の子供と一緒ですよね。

どんなノウハウよりも大事なのはやはりわんこに対する愛情ではないかと思う
のですが、いかがでしょうか。

前置きが長くなりましたが、できるだけ簡単にまとめ、多数意見ばかりでは
なく少数意見や反対意見も参考に考えていきたい思います。

point1 子犬を迎える心の準備はできていますか。

わんこを飼う心構えはできているでしょうか。
特に家の中で買うときは、あなただけではなく、生活を共にする家族の理解が
重要です。

身体の弱いご老人や、小さなお子さんがいる場合、においや室内に浮遊する
わんこの抜け毛が問題になってきます。特にアレルギーを持っている方が
家族にいると要注意です。アレルギーが悪化する場合もありますので、かかり
つけの医者と事前に相談されるほうがいいと思います。

最初はかわいらしさから、問題点を軽視してみたり、考えるのを後回しにして
みたりしがちですが、ボデーブローのように後々じんわりときいてきますよ。
気がついたらわんこの世話をするのは自分だけになっていた...
なんてことになりかねません。

家族みんなでわんこに愛情を持って接することができるよう、問題点も洗い
出してしっかり話し合ってくださいね。

Point2 子犬の健康チェックはできていますか。

皆さんは、子犬を飼うことになったきっかけは何でしょうか。
私はといえば...なにげなく入ったペットショップで、狭いゲージの中で元気
いっぱいあばれている子犬と目が合ってしまい...
まったくの衝動買いです。Point1の手順は後追いになってしまいました。

たまたま家族には同居の高齢者はいませんでしたし、子供たちもわんこが
大好きでしたので、みんなで子犬を迎える相談をしました。

いざ、ペットショップへ引き取りに行くと、なんか様子が変なんです。
実はわんこの目が赤くなっていたんですね。
子犬のことなので、心配ですぐにお店の方に医者に見せてもらうよう頼み
ました。

幸い、異常はなく、そのまま連れて帰りましが、もし、異常があれば、早期に
治療が必要であるのは、人間の場合と同じですね。

健康チェックでもうひとつ大事なことがあります。
病気の予防と言ったほうがいいですね。

そうです。子犬にとってすごく大事なこと、それはワクチン接種です。
初めて犬を飼う方は、ワクチン接種について漠然とした知識しかお持ちでない
かもわかりませんが、子犬を病気から守ってあげるためには必ず必要です。

■ 子犬のワクチン接種 ■

子犬は親犬の初乳から免疫を受け継ぎ、生後50日~90日ぐらいは免疫が
持続しますが、個体差があります。
生まれながらにして免疫力が弱い子は40日も持続しない場合もありますし、
4ヵ月ぐらいは免疫力が持続するとの考えを持っている方もいます。

通常は免疫がきれる少し前に最初のワクチンを接種し、2回もしくは3回接種
します。この回数については意見が分かれていて、はじめて子犬を飼う方は
とまどってしまうことが多いのですが、3回必要であるとする獣医師の方が
多いようです。

ブリーダーから子犬を買うにしても、ペットショップから子犬を買うにしても、
ワクチン接種がどの時期に何回終わっているのか確認し、必要な回数の接種
を子犬に受けさせてあげる必要があります。

特に、まったくワクチン接種を行っていない状態で家に迎えることになった場合
は、速やかに獣医師と相談して、ワクチン摂取の時期と回数を相談された方が
いいでしょう。

Point3 子犬の名前は呼びやすいですか。

初めて我が家にやってきた子犬に名前をつけるのは楽しいものです。
家族みんなでわいわいがやがや。名前の候補がたくさん出てきて迷って
しまったり、逆にいがいとあっさり決まったりしますね。

できれば長い付き合いになる愛犬ですから、愛情を込めて呼べる、呼び
やすい名前がいいと思います。
この呼びやすい名前がいいという理由は、もうひとつあります。
それはしつけのときです。

家族の一員として生活をする子犬には最低限覚えてもらいたい、しつけが
あります。
しつけには明確にはっきりと伝える言葉が多いのはご存知だと思います。

名前を呼んでしつけることもありますので、やはり、あまり長すぎず、呼び
やすい名前がいいのではないでしょうか。

ちなみに、我が家のボーダーコリーは女の子なので、「華」という名前を
つけました。

Point4 子犬の記録を残していますか。

子犬が家にやってきたとき、最初は張り切って写真を撮ったり、ビデオで撮影
したりしますが、時間がたつにつれてその回数が減ってしまうことってありま
せんか。

私もそうなんです。
最初はけっこう写真を撮っていたんですが、時間が経つにつれて回数が少なく
なってしまいました。
もっと写真をたくさん撮っておけばよかったと、反省しきりです。

この写真に残しておくというのは、思い出のためだけではありません。
子犬の体調が悪くなったとき、体調のいいときの写真やビデオがあれば、
すぐに比較できます。

例えば毛のつやはどうなのか、表情やしぐさはどうなのか、餌を食べるときの
様子はどうなのかなど、人間の記憶はあやふやです
から、きっちり記録に残っていると、はっきり見比べることができます。

おかしな便が出たときにも、デジタルカメラなどで撮影しておくと、獣医さんに
説明しやすいですね。

体重の記録も大事です。
ご自分で子犬を抱きかかえて、体重計に乗れば簡単に計測できますから、
1週間に1度くらいは体重を計って記録に残していくと、標準なのか、あるいは、
やせすぎや肥満なのかを判断でき、病気の予防にもつながります。

まあ、あまり深く考えずに、楽しみながら記録を残すのがいいですね。
たくさんたまった愛犬の写真で、アルバム作りをするのも楽しいですよ。

Point5 近くに信頼できる獣医さんを見つけていますか。

子犬が家にくるとまず心配になるのが体調や病気のことですね。ちょっと餌を
食べなかっただけで、どこか具合が悪いのではないかと心配になったり、
もともと病気を持っていたんではないかと心配したりすることはよくあります。

こんなときに、近くに信頼できる獣医さんがいると心強いですね。
でも、はじめて子犬やペットを飼った場合、動物病院のある場所も知らないと
いうことは当然よくあることです。

何か問題が起こったときに、あわてて動物病院を探していては手遅れになって
しまうこともありますので、できるだけ子犬を迎えるまでに、少なくともどこに
動物病院があるかということだけでも調べておいたほうがいいでしょう。

ペットショップで聞いたり、タウンページやインターネットで調べる、あるいは
ご近所のペット好きの方に聞くとすぐに見つかると思いますよ。

病院が複数ある場合は、信頼できる獣医さんがいるかどうか、しっかりと
見極める必要があります。
でも、実際のところ信頼できるかどうか、外から見ていただけでは判断でき
ないですね。

確かめる方法はいくつかあると思いますが、私の確かめ方を紹介します。
当然必ず当てはまるということはありませんので、ご自分でも考えて確かめて
みてください。

いいアイデアがあれば教えてくださいね。
私の場合は、次のような点を判断基準としています。

1.利用者(患者)が多い

利用者(患者)が多いということは、ある程度満足してリピートしている方が
多いわけですから、いい獣医さんがいる可能性が高いと思います。

2.外も中も清潔である

病院の外側が汚れていてあまり掃除がされていない場合、たいてい病院内の
衛生面も軽視されていることが多いと思います。
特に用事がなくて病院の中に入ることができない場合は、少なくとも外見だけ
でもチェックするといいでしょう。

3.受付の方が親切丁寧に応対してくれる

病院というのは院長の考え方や方針がスタッフに浸透している場合が多い
ですね。患者を大切にしている獣医師がいる病院の場合は、スタッフにもその
意識が浸透していて、気持ちのいい応対をしてくれる場合が多いと思います。

予防接種の相談に行ってみて、受付の方の応対で判断するのもひとつの
方法ですね。

4.薬の内容や投与の注意事項をしっかり説明してくれる

これは人間の病院でも当てはまることです。長時間待たされて、いざ診察は
というと、5分でおしまい。肝心の薬の説明もおざなりで、質問しても的確に
答えてくれない。

こういう医者にあたってしまうと、治る病気も治らないのではないかと疑って
しまいますね。

やはり、忙しくても、患者一人ひとり(一匹、一匹)きっちりと見てくれる医者が
信頼できる医者だと思います。

5.その他

その他としては、愛犬が急に具合が悪くなったとき、休日や時間がでも診て
くれるかどうか、最新の医療知識を持ち、設備も最新の物を整えているか
どうか、また、診察室の衛生面や、感染面の懸念から診察室が複数あるか
どうか、診療費が適正であるかどうかなどを判断材料にされている方もいます。

Point6 子犬を飼う環境は安全ですか。
   
子犬にとって家の中は安全なようで、危険なものがたくさんあります。
特に、子犬は何でも口の中に入れてしまい、飲み込んだりもしますので、買主
が安全な環境を作ってあげる必要があります。

人間の赤ちゃんの場合、お母さんはどうしますか?
特に赤ちゃんがはいはいしたり、よちよち歩きで動き回るようになると、周りに
危険なものがないか、赤ちゃんが飲み込んでしまうような小物はないかと、
気を使いますよね。

子犬の場合もまったく同じです。
少なくとも動き回る可能性のある場所ではすべて危険なものは取り除いて
あげる必要があります。

例えば、部屋の中の危険なものとしては

① ボタン型の小さい電池
おもちゃなどから取り出したボタン型の小さい電池が部屋の片隅に
ころがっていませんか。

② 1円玉、10円玉などの硬貨 
小銭を子犬の届くところに置いていませんか。

③ ペットボトルのキャップ、ビンのふた、クリップなど
子犬が誤って飲み込んでしまう小さなものは、床下、TVやタンスの隅などを
点検して取り除いておきましょう。

④ ゴキブリや害虫駆除用の劇薬
子犬が誤飲しそうなところに設置していませんか。

⑤ 電気。ガスなどのコード類、電気プラグ
子犬は何でも噛んでしまいます。噛んで壊れるもの、噛んで子犬や家族に
被害が出るものには、カバーをつけるなどの予防措置が必要です。

⑥ 食器、洗濯用の洗剤など
ふたをしているからと安心してはいけません。子犬が何度も噛むと、中の
洗剤が出てくる可能性があり、子犬がなめてしまうと危険です。

⑦ 観葉植物
時には観葉植物の葉をかじることもあります。子犬の体内に入ると害になる
ものもありますので、子犬の手の届かないところに移動するほうがよいで
しょう。

⑧ 料理あとの野菜くずなど
料理したあとのたまねぎなど切りくずなど、犬が食べてはいけないものが床に
落ちていませんか。

⑨ その他
室内にはまだまだ危険なものがいっぱいあると思います。
人間の赤ちゃんに対する気遣いと同じく、子犬に対してもやさしい気遣いが
必要ですね。

Point7 子犬の日常生活に必要なものはそろっていますか。

人間の場合は、生活には衣食住をすべて整える必要がありますが、子犬の
場合は、まず食と住を整えてあげる必要があります。

最初は子犬も小さいし、それほど活動的でもないので、サークルやケージ
なしで飼う方もおられるようですが、子犬は環境が変わってストレスをいっぱい
ため込んでいます。しばらくはそっとしておいてあげることのできる環境を
整えてあげるのが子犬にとってはベストだと思います。

人間でも緊張している場所から自分の部屋に戻るとほっとしませんか。
子犬の場合はもっとデリケートです。睡眠時間もたっぷり必要ですから、
ゆっくりと休めるサークルやケージは、ストレスからの病気や死亡事故を防ぐ
意味でも、必要ではないでしょうか。

注文しているサークルやケージがまだ届かない場合は、届くまでの間、
ダンボールの箱などでも良いと思います。
ちょっと隠れる場所を作ってあげるといいですね。
その他、必要なものをリストアップしてみました。参考にしてくださいね。

(1) サークル・ケージ・犬小屋(犬舎)

大きさは飼っている犬の種類に合わせますが、成長後のことも考えて、少し
大きめで考えたほうがいいと思います。すぐに買い換えるのも無駄ですから。

私の場合は成長後中で自由に動き回ることができるように、できるだけ大きな
ケージを選びました。
あと大事なことは、掃除がしやすいこと。室内で飼う場合は、すごく重要な
判断ポイントになると思いますよ。

(2) ベッド

後々のことを考えて少し大きめのほうがいいと思います。
噛み癖が強い子犬はベッドをおもちゃ代わりにしてしまうこともありますので、
飼っているわんこの性格も考えて選ぶといいでしょう。

(3) トイレ・トイレシーツ

トイレシーツだけで済ます方もおられるようですが、トイレはあったほうがトイレ
のしつけがしやすいように思います。
私がトイレのしつけで困ったのが、トイレシーツを噛んだり、爪で引き裂いて
おもちゃのように遊んでしまうことなんです。
そんなときはシーツをを保護するトイレもあるんですよ。

(4) ドッグフード・おやつ

子犬は骨格を形成する大事な成長期にあるわけですから、ドッグフードや
おやつ選びは慎重に行いたいものです。

ドッグフードについては、急に変わると食べなくなる子犬もいますので、購入先
やもらってきた先に問い合わせて、しばらくは同じものをあげるのが良いと思い
ます。

ドグフード・おやつの詳細については、 ポイント8 をご覧下さい。

(5) 給餌セット

ドッグフードを入れるお皿はどうしてもかわいらしさについ目がいってしまいます
が、洗いやすく清潔感を保つことができて、子犬のいたずらにも壊れないことを
考えて、ステンレス製が良いのではないでしょうか。

給水も普段家族がず~と家にいるならば、どんなタイプでもいいと思いますが、
留守がちになる場合は、子犬がお水をこぼしてしまうことがないよう、吊り下げ
式を選ぶといかがでしょうか。飲みやすさに工夫されたものがいいですね。

(6) ストレス解消グッズ

子犬に限らず成犬になってもわんこは家族と遊ぶことが大好きです。留守番
のときや、雨で散歩ができないときばかりでなく、初めて家にやってきた子犬
のストレスを解消してあげる意味でも、最低一つは子犬用のおもちゃが欲しい
ですね。

(7) 首輪、リード、ハーネス、

お散歩デビューしようというときに、初めて首輪やリードを着けると嫌がる子犬も
います。1週間程度は散歩に行く前に着用させて、慣らすことも大事でしょう。

(8) 子犬のお手入れ用品

グルーミング用のクシや爪きり、ドッグ用のシャンプー、歯ブラシなどが必要と
なります。子犬の場合は毛も柔らかく肌もいためやすいですから、できるだけ
専門家と相談して、お手入れ用品を選ばれることが大事だと思います。

子犬のシャンプーの回数は意見が分かれるところですが、1週間に1度
あるいは1ヵ月に2度程度という意見が多いようです。
ただし、夏の暑い時期と冬の寒い時期とでは異なりますので、子犬の体調を
見ながら臨機応変に対処されるとよいと思います。

(9) お部屋のお掃除、消臭グッズ(室内飼いの場合)

最初は気にならなかった匂いや抜け毛も、日が経つうちにだんだんと気に
なってくるものです。
特に匂いや犬の抜け毛に敏感なお年寄りや子供がいる場合は、早めに室内
の環境を整えるお掃除、消臭グッズをそろえるほうがいいでしょう。
      
(10) その他(しつけ用グッズ、安全確保グッズ、ネームプレートなど)

夜鳴きや無駄吠えなどは無視することが一番いいのですが、やはり近所に
気をつかうという場合は、しつけグッズに頼るのも一つの方法です。

それとお散歩に出るときには、子犬といっても常時抱きかかけているわけでは
ありませんから、夜間の自動車やバイク、自転車などから身を守ってあげる、
蛍光グッズがあるといいですね。

携帯ライト(マグライトなど)でもいいのですが、手がふさがりますから、首輪に
組み込まれたものや、アクセサリー形式になっているものが便利だと思います。

いろいろなタイプがありますから、楽しみながら、選ぶといいですね。
迷子になることはないと思いますが、万が一のことを考えて、かわいい
ネームプレートなどもつけてあげるといいですよ。

Point8 ドッグフード、おやつは子犬にいいものを選んでいますか。

ドッグフードはたくさんの種類があり、お店に買いに行っても、最初はとまどって
しまいます。
子犬が初めて家にきたときのドッグフードの基本は、今まで食べていたものを
継続して与えるということですが、それが子犬にとって最適なドッグフードなの
か疑問に思ったことはないですか。

人間の世界では、最近健康食品や食品の添加物がよく話題にのぼり、食品
添加物の体に与える影響がクローズアップされていますね。
子犬や小動物はもっと影響を受けやすいんですよ。
今まで食べていたドッグフードにこだわらず、より良いドッグフードがあれば、
子犬の健康や成長のことを考えて徐々に切り替えることをお勧めします。

とはいっても、急に切り替えると食べなくなってしまう子犬もいます。
我が家のボーダーコリー「華」も、けっこう好き嫌いがはっきりしていて、ドッグ
フードを選ぶときに困りました。
あわてず、ゆっくり様子を見ながら切り替えてくださいね。

子犬にはどんなドッグフードがいいのでしょうか。
子犬、成犬、老犬では、それぞれ必要とする栄養素の量が異なりますので、
子犬の場合は必ず子犬用(幼犬用)のドッグフードを選びます。

スーパーで安い成犬用のドッグフードがあったからと、それを買って子犬に
与えたらだめですよ。
子犬は少量で必要な栄養素を満たしてあげる必要があります。特に小型犬は
食が細い場合が多いですから、必ず子犬用のドッグフードをあげるように
します。

子犬用のドッグフードは子犬用(幼犬用)と明記しているものから選びますが、
成分表が細かく表記されているもの、特に良質の肉類やビタミン・ミネラルを
多く含み、不純物や不要な添加物(着色料や保存料など)を含まないものを
選ぶようにします。

量としては1ヵ月で食べることができる量を目安とします。
品質保持期限が長いからと、あまり買い込んで長期保存することはあまり
好ましくありません。
成犬に近づくにつれて、ドッグフードの切り替えを考える必要が出てきます
ので適量を毎月買うようにしたほうがよいと思います。

給餌の回数は1日3回を目安とします。
食が細い場合は4回ぐらいに分けて与えるといいでしょう。
生後半年あたりから1日2回に徐々に移行します。
栄養価の高いドッグフードを継続して1日3回与えつづけると肥満の原因にも
なりますので、注意してくださいね。
    
人間の食べ物を与えるのは厳禁です。
もちろん、食べることができるものもありますが、ハンバーグなどは犬が中毒
症状を起こすたまねぎが入っていますし、ドッグフードの薄味に対して、人間の
食べ物は味が濃いですから、いったん味をしめると、ドッグフードを食べなく
なってしまいます。

ドッグフードは栄養バランスを考慮して作られていますから、子犬に限らず、
犬にとっては健康を保つ上でも、必要であると思います。
硬いドッグフードが苦手な子犬には、水分で湿らせてから、あげるといいですよ。

食べ残したドッグフードは30分ほどで片付け、処分します。もったいない
からと、次の給餌のときに残ったものと混ぜてはだめですよ。
夏場などはすぐに痛みますし、知らない間にハエや虫がたかっている場合が
あります。

ドッグフードの選び方、表示成分の見方、添加物の注意事項など、ドッグフード
のチェックポイントは別資料で説明しますので、参考にしてください。

おやつについては、歯の発育と消化の問題がありますので、成犬用の
硬すぎるガムなどのおやつは厳禁です。
消化のよい、できれば子犬用と明記したものを選ぶと無難でしょう。

おやつは子犬が欲しがったときにいつも与えていると、しつけに問題が発生
したり、メインのドッグフードを食べなくなったりと、飼い主の望むようには
育たなくなってしまいます。

おやつを欲しがってク~ンク~ン鳴かれると、ついついおやつを与えてしまい
がちですが、そこはグッと我慢して、目的をもって与えていくことが大事だと思い
ます。

Point9子犬のしつけに関する基本的な知識は持っていますか。

人間の世界では、子供のことを、良い子だとか、できの悪い子(実際にはできの
悪い子なんていないと思いますが)なんて言ったりすることがありますね。

犬の世界はどうなんでしょうか。
ある人にとってすごくいい犬であっても、別の人にとっては問題がある犬かも
しれません。

重要なのは、自分がどのような犬に育って欲しいと願っているかということです。

しつけに関しては、迷っている方も多く、インターネット上でも数多くのQ&Aが
見受けられます。

飼う環境も違いますし、子犬の性格も違いますから、独断で言うならば、どんな
犬にも必ずあてはまる絶対的なしつけ方法はないと思います。
ただし、どんな犬にも共通して効果的なしつけ方法はあります。

私が今の「華」で一番困ったのがトイレのしつけでした。
本に書いてある通りにやってもすぐには効果が出ず、ノウハウをさがしまくり
ました。
知識だけは豊富になったんですが、一向にトイレを覚えてくれません。
今はもちろんトイレもしっかり覚えて、すごくいい子なんですよ。

当時を振り返ってみての反省なんですが、なんとかすぐにトイレを覚えさせよう
とあせりすぎていたように思います。
誉めることよりも、失敗したときにしかることが多かったですね。
誉めることを多くして「トイレを決まったところでするのが楽しいこと」
だと認識させると、あとはスムーズにトイレを覚えてくれました。

しつけの詳細は、しつけのチェックポイントをご覧ください。

ここでは、しつけの基本をおさらいしておきましょう。

(1) 愛情を持って接する。

ここでいう愛情とは、子犬にベタベタとくっついて、子犬の世話をするということ
ではありません。
子犬の望ましい成長を考えて、良いこと、悪いことの区別ができるように育てる
ことです。

飼い主は子犬に対するリーダーとしての自覚を持ち、正しい方向に導いて
やらなくてはいけません。
時には、厳しく接する必要も出てきます。
「愛情」と「甘やかす」ことはまったく違いますので、子犬と末永く幸せに暮らす
ことを願うのであれば、真の愛情を持って接する必要があるのではないで
しょうか。

(2) しつけの言葉を統一する

これはどのしつけの本を見ても書いてあることですが、いざ実際の状況を見て
いると、できていないことが多いようです。
お母さんは「おいで」と呼びかけているのに、お父さんは「こい」で子犬に呼び
かける。とうぜん使う言葉によっては語調が強くなったりもしますから、子犬は
どうしたらいいのか混乱してしまいます。
できれば、家族で話し合って、しつけに使う言葉は統一したほうがいいでしょう。

(3) 体罰は厳禁

一部の意見としては、しつけの一環として、悪いことや、してはいけないことを
した場合は、口を思いっきりつかんだり、頭を床に押さえつけたりする方法が
紹介されていますが、私はあまりお勧めしません。

子犬の人格が形成される大事な時期に体罰を行うと、子犬がなぜ怒られて
いるか理解できなかった場合、下手をすれば人間に対して不信感や抵抗感を
受け付けてしまい、その去勢に相当な時間と労力がかかることがあります。
このことを考えれば、危険を冒すことはできないでしょう。
殴る、蹴るなどの体罰はもってのほかです。

基本は誉めること。
少しでもいいところをたくさん見つけてあげてください。
言葉だけではなくて抱きかかえて誉めてあげ、うれしい体験をいっぱいさせて
あげることが、しつけを成功させる早道であると思います。

しかるときはしっかりしかる。
もうひとつ大事なこと。
「しかる」と「体罰」は異なります。
体罰は厳禁ですが、やはり悪いことをしたときは、「悪いこと」なんだよと
しっかりわからすために、しかる必要があります。
言葉は「ダメ」でも何でもいいのですが、子犬がしかられていることを自覚する
必要がありますから、子犬の目を見て、時には大きな声で「ダメ」としかります。
誉めるときと、しかるときのメリハリが大事ですね。

しかるときはタイミングを逃さないで、すぐにしかります。
悪いことをしてちょっと時間があいてからしかったのでは、子犬はなぜしかられ
ているのか理解できません。
タイミングを逃せば、その場ではしからないほうが無難です。

(4) 触られることに慣らす

食事中に餌入れに手を触れると唸る犬や、身体に触れられるのを極端に
嫌がる犬がいるようです。
知らない人に対して嫌がるのであれば、まだ納得がいきますが、家族に対して
も嫌がるのであれば問題です。
このような状況になるのは、子犬のときの接し方に問題があるようです。

ドッグフードをあげるときに、きっちり「待て」をしつけ、食べているときにわざと
餌入に手を入れたりします。
唸ればしかり、そのまましっかり食べれば誉めてあげます。
事故防止のため、子供にはさせないでくださいね。
これは、子供に対して犬が格付けを下にみていると、噛み付く可能性がある
からです。

子犬に対しては、頭の先から尻尾まで、どこを触られても唸ることがないよう
に、普段から身体中に触れるようにします。
触れられることに慣らすことで、グルーミングなどがやりやすくなります。

(5) 最低覚えさせたいしつけ

 「おすわり」

基本中の基本です。餌をやる前、ご褒美をあげる前、興奮した時に落ち着か
せるためなど、すべてのしつけの基本になります。

「こい」「おいで」

これも大事な基本のしつけですね。
次の指示につながる大事な言葉なので、すぐにしつけましょう。
おやつでしつけをすると、すぐに覚えますよ。

「待て」

ドッグフードやおやつをあげるときにしつけるとすぐに覚えます。
散歩時などで好ましくない行動を起こしかけたときや、首輪がすっぽ抜けて
逃げ出しそうになったときに、「待て」をしつけておくと、事故を防ぐことが
できます。

最初はあまり欲張らずに、最低基本のしつけがきっちりできるようにしつけ、
できるようになれば追加で覚えさせていくといいでしょう。
いったん覚え始めると、ほかのしつけを覚えるのも早いですよ。
家族みんなでしつけを楽しんでくださいね。

ちなみに我が家の「華」にお遊びで教えたのが、「ば~ん」と鉄砲で撃つまねを
すると、死んだふりをするというものです。
これがけっこうさまになっていて、来客にも大受けなんですよ。

Point10 室内で飼う場合、人間の住環境維持に配慮していますか。

子犬を飼うようになったからと、子犬中心の生活に切り替えてしまうと、今まで
の生活リズムや環境が変わってしまうことがあります。
自分や家族の生活の一部分でも犠牲になっていると、子犬との楽しい生活を
維持するのは困難です。

最低、家族の生活や健康に影響が懸念されることについては、早めに手を
打っておかないと、家族の中で不満が出てくることもあります。
室内飼いでは抜け毛の掃除が問題だと思います。
お掃除をこまめにできれば問題ないかもしれませんが、テレビや箪笥の後ろに
抜け毛がたまっていたりし、人が動き回るたびに毛が舞い上がることもあります
ので、けっこう手間がかかり大変です。

共働きなどで、こまめに掃除ができない方もいると思いますので、抜け毛の
掃除については、あらかじめ家族で話し合っておかれたほうがいいのでは
ないでしょうか。

子犬が放つ臭いについても、空気のとおりが悪いなど、家庭の状況によっては
深刻な問題に発展することもあります。
最近は消臭グッズもたくさん発売されていますから、それを選ぶのもひとつの
方法ですが、万能ではないということを頭に置いておいたほうがいいと
思います。
やはり、窓を開け放って空気を入れ替えるのが一番いいですね。


以上、室内で飼う場合を中心に考えてきましたが、室外で買う場合の基本も
ほとんど同じです。
室外で飼うから、トイレのしつけは必要ないということではありませんし、室外
飼いのため、人間が住む部屋の中にあまり影響がないとの理由で犬舎の周り
を不衛生にしていいということにはなりません。

私の少ない経験と、本などにより得た知識により、独断でまとめましたが、
誤っている記述や、より良い意見や方法があると思います。
ぜひ、皆様のご指摘やご意見をお寄せください。
このチェックポイントや、他の情報を改訂する際の参考にさせていただきます。



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