犬を楽しくしつけるポイント-はじめにー
愛犬との楽しい生活を夢見て子犬を家に迎えたものの、しつけに悪戦苦闘
していると、楽しさも半減してしまいます。
できれば愛犬と楽しみながら、しつけができるといいですね。
私はボーダーコリーの雌犬「華」を飼っていますが、最初にしつけで
つまずいたのが、トイレを覚えさせることでした。
くんくん匂いをかぎ始めると、すぐにトイレのところへ連れて行き、早く
しないかな~と思いながら待っているんですが、なかなかしてくれない
んです。
あきらめてトイレから連れ出すと、ちょっと目を離した隙にフローリングの
上へおしっこをしてしまう、そんな繰り返しでした。
今まで何匹も犬を飼ってきましたが、室内で飼うのは「華」が初めて
だったんです。
ひょっとしたら、このままず~とトイレを覚えてくれないのではないかと
不安になりながら、匂いのついた床をせっせと洗剤で拭く日が続きました。
しつけ用のトイレを購入し、本やインターネットで情報を集め、次から次へと
書かれているノウハウを試してみました。
でも、気持ちが焦っているときは、子犬にもその焦りが伝わるのか、うまく
いかないですね。
半分あきらめモードで、「そのうち何とかなるだろう」と気持ちを切り替え、
トイレがうまくできたときに、すごくうれしそうな顔をして誉めてあげ、ご褒美
のおやつをあげることを繰り返しました。
すると不思議ですね。
それからすぐにトイレを覚えたんです。
そろそろトイレを覚える時期だったのかもしれませんが、本当に急に覚えた
という感じでした。
あとはトイレを教えたのと同じような感じでしつけをするとスイスイ覚えて
くれるんです。
うれしくなって、お遊びの芸も教えたりしましたが、あっという間にできる
ようになりました。
しつけは「こうあるべきだ」と肩に力が入った状態で犬に接するとうまく
いかないことが多いと思います。
せっかくの愛犬との生活ですから、もっと肩の力を抜いて、楽しく、愛情を
持ってしつけをされるといいでしょう。
前置きがいつも長いですが、しつけの基本と、実践をいっしょに考えて
みませんか。
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